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# ダッシュボード活用事例

# ダッシュボード共有とプロジェクトスペースで共同作業

ダッシュボード共有はメンバー間で 1 つのダッシュボードのデータを共有するのに適しており、プロジェクトスペースは複数のダッシュボードのデータに対するメンバーの共通の注意と共同作業に適しています。

  • ダッシュボードをチームメンバーとの共有

複数のメンバー間で同じテーマについて合意するためには、特定の指標で生成したレポートを他のメンバーと共有することを推奨します。これらのレポートをダッシュボードに配置し、共有することによりチームメンバー間のコミュニケーションを活性化させられます。また、他メンバーへ共同編集者権限を付与すると共通のダッシュボードの保守を容易にすることもできます。

  • プロジェクトスペース作成

「プロジェクトスペース」は、複数の関連するダッシュボードを管理できるスペースです。

例えば、プロジェクト全体で毎日の新規ユーザー数、各チャネルの新規ユーザー数、翌日の新規ユーザーや継続ユーザー数などの指標をレポートにまとめ、「新規ユーザーデータ」という共通のテーマに沿って複数のダッシュボードをプロジェクトスペースへ追加できます。

# フィルタリング

ダッシュボードでは、ページ全体へフィルターを使用してダッシュボード内の複数レポートを同時にフィルタリングできます。

例えば、

課金の多いユーザーと少ないユーザーのアクティブステータスや収益への貢献度を分析する必要がある場合、アクティブか否かに関するレポート、課金に関するレポートなど、ユーザーの特性がわかる複数レポートをダッシュボードへ設定します。

次に、「課金10000円以上ユーザー」をフィルター条件としてダッシュボード全体へ追加すると、無課金ユーザーや課金10000円以下のユーザーが全てのレポートより除外されます。

# メモを活用し業務情報または分析結果を記録

KPIダッシュボードには多くの場合、多数のレポートや様々なユーザーのタグ付けが含まれています。レポートに含まれる指標に応じた新規ユーザー関連レポート、リテンション関連レポート、課金関連レポートなどのテーマに分けられます。

メモを活用すると、ダッシュボードを複数に分割し、テーマごとに業務情報や分析結果のコメントなどを記入できるため、ダッシュボード共有時に新メンバーが素早く背景や意図を理解しやすくなります。