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# データ収集プラン

データ分析の前に分析要件に応じて収集するイベント、イベントプロパティ、およびユーザープロパティを設計しデータ収集プランを作成する必要があります。決定されたデータ収集計画に従って、タイムリーで正確かつ完全なユーザー行動データの送信できていることがデータ分析の前提となります。

実際にはプロダクトがリリースを複数回繰り返すと、複数の人によるデータ収集プランまたは保守変更が発生しプロジェクトのデータ収集プランを統一することが困難になります。プロジェクト用にTEが提供するデータ収集プラン管理ツールは、データ収集プランを迅速に生成しデータの問題を適時に特定するため分析結果の可用性を確保します。

TEで管理しているデータ収集プランは、データ検証時に送信データが計画どおりに進んでいるかの確認やデータ格納される前に「強検証モード」や「カスタムモード」でのデータ処理ルールを満たしているかの確認に利用できます。

プロジェクトの全体的なデータ収集プランは、次の3つを管理する必要があります。

  1. 収集イベント:送信予定イベントとそのイベントプロパティ
  2. 共通イベントプロパティ: イベントに特定のプロパティがある場合、このプロパティはイベント共通プロパティに従って管理できるため、イベントごとにこのプロパティを構成する必要はありません。共通イベントプロパティは、データ収集コードを実装される際に手動で設定する必要があります。設定方法については、各SDK利用ガイドをご参照ください
  3. ユーザープロパティ:送信予定のユーザープロパティ

以下はプロジェクト全体の「データ収集プラン」管理でのデータ収集プランを追加、データ収集プランを確認データ収集プランを編集の3つを説明します。

# データ収集プランを追加

+データ収集プランを追加では、「一括アップロード」または「個別追加」を選択できます。一括アップロードは、データ収集プランのテンプレートを整理の上でアップロードする必要があります。

プロジェクトでデータ収集プランを作成していない場合は「テンプレートをダウンロード」 をクリックして、テンプレートルールに従って最初のデータ収集プランを作成できます。

プロジェクトで既にデータを送信済みで既存のデータ収集プランに基づいて収集計画を維持したい場合は、「ワンクリックで格納されたデータを同期」を選択し、送信されたデータに基づいてデータ収集プランを作成できます。

注意:

  • この操作でプリセットプロパティのプランは生成されません
  • この操作では共通イベントプロパティを認識することはできません。別途管理が必要な場合は手動で調整する必要があります

プロダクトが更新され収集プランの微調整が必要ある場合「個別追加」を選択し、現在のデータ収集プランをベースに、収集イベント、イベントプロパティ、またはユーザープロパティ情報を追加できます。

# データ収集プランを確認

(1)イベント名をクリックするとイベントの詳細が表示されます

(2)「プロパティ検索」にて非共通イベントプロパティを選択し、プロパティに関連付けられたイベントのリストが表示されます

(3)「イベント名」「表示名」「イベントの説明」「作成者」などの情報を検索し、リストをフィルターして表示できます

# データ収集プランを変更

データ収集プランを追加後、必要に応じてデータ収集プランを変更できます。収集イベント、共通イベントプロパティ、およびユーザープロパティの詳細カードで元の構成情報を変更できます。

イベント、イベントプロパティまたはユーザープロパティを削除することも選択できます。データ収集プラン全体を削除することも可能です。これらの操作はデータ収集プランのみ有効であり、送信されたデータには影響しない為ご注意ください。