# クエリ監視
TEシステムでクエリを表示し、そのクエリ性能を確認できます。このページの権限を持つルートアカウントおよびシステム管理者が使用できます。クエリ監視はリアルタイム監視とクエリログの2つの部分で構成されます。
# リアルタイム監視
使用する時間範囲はプロジェクト、クラスターなど、監視の範囲を選択すると、監視範囲内のクエリ関連の情報(実行者、タイプ、表示名、時間消費、詳細なSQL など)を確認できます。単一のレコードをクリックして展開し、レコードの詳細情報を確認できます。クエリのブロックが発生した場合、複数の情報に基づいてクエリをキャンセルできると思われる場合は、操作で「クエリのキャンセル」 をクリックできます。
異常なクエリに対する感度を向上させるために、「リアルタイムのクエリ時間消費」、「時間指定クエリの時間消費」、および「キューの長さ」を監視指標として、監視リマインダーを設定できます。監視指標が指定値を超えた場合、権限のあるシステム管理者にポップアップで通知されます。短期間に複数の同様の監視アラームを受信したくない場合は、アラームカードで「1 時間以内に通知しない」を選択できます。
# クエリログ
TEはクエリ操作を収集しシステムに報告します。これにより、過去のクエリ操作を分析して確認できます。ログをクエリすると、最大で過去90日間のデータを確認できます。フィルター処理や並べ替えなどを組み合わせることで、時間がかかるクエリやパフォーマンスのオーバーヘッドが高いクエリを見つけ、その詳細を確認できます。大量のクエリリソースを頻繁に消費する場合は使用シーンに基づいてクエリを最適化することを推奨します。
クエリ期間内に1,000件を超える結果が返された場合、最新の1,000件が選択されて表示されます。返されたすべての結果を表示する必要がある場合は「エクスポート」をクリックしてローカルで確認できます。クエリログのクエリ量が大きすぎると、現在のシステムのパフォーマンスに一定の影響を与えることに注意してください。繁忙でないときにトラブルシューティングを行うことをお勧めします。繁忙時にシステムの現在の問題を確認したい場合は、「リアルタイム監視」を使用できます。