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# データ管理ーイベントとプロパティ

ユーザーの行動データは、イベントイベントプロパティユーザープロパティの3つの基本データアセットとしてシステム内に作成され、TE内の分析機能に使用されます。

イベントテーブルとユーザーテーブルは、分析に使用できる最もベースのデータです。各イベントは、特定のユーザー行動または特定のユーザー関連イベントの事実記録と見なすことができ、明確な記録トリガーメカニズムを備えておりユーザーが実際に操作またはイベントを実行すると、イベントのレポートがすぐにトリガーされます。イベントプロパティは、イベント送信の項目であり、各プロパティはイベントのトリガー時間、トリガー人物、トリガーオブジェクトなど、イベントの特徴でありイベント発生時の環境情報もイベントに拡張されます。同様に、ユーザープロパティはユーザーの送信の項目であり、各ユーザーの特性、課金、状態などをレポートするために使用されます。

分析する際にイベントプロパティとユーザープロパティを使用してデータをフィルター処理およびグループし、処理後のデータに対して並べ替えと統計計算も実行できます。

# イベントとプロパティを確認

データ管理では作成されたイベント、イベントプロパティ、ユーザープロパティなどのデータアセットを確認できます。 (一部のプリセットイベントおよびプロパティは表示できません)

イベント分類説明:

イベント分類 説明
プリセットイベント
アプリの起動など、デフォルトでSDKによって収集されるイベント
カスタムイベント
送信されたデータに基づいてシステムによって自動的に作成されたイベント
仮想イベント データ管理ではルールを構成して作成されたイベント

プロパティ分類説明:

プロパティ分類 説明
プリセットプロパティ
デフォルトでSDKによって収集されるイベントプロパティとユーザープロパティ
カスタムプロパティ
送信されたデータに基づいてシステムによって自動的に作成されたイベントプロパティとユーザープロパティ
仮想プロパティ データ管理でイベントプロパティとユーザープロパティでルール構成によって生成されるプロパティ
参照テーブルプロパティ データ管理で、参照テーブルにプロパティを追加することにより、イベントプロパティとユーザープロパティが自動的に生成されるプロパティ

イベント名とプロパティ名をクリックすると表示されます

  • 仮想イベントと仮想プロパティの定義規則
  • イベントとイベントプロパティの間に関連付けの有無
  • プロパティに関連付けられた参照テーブル構造
  • イベントまたはプロパティの影響範囲
  • イベントまたはプロパティの削除変更記録

下記で説明しているように、メモはイベントとプロパティのリストページの名前の後、または詳細ページの名前の下に表示されます。

メモ 表示場所 説明
非表示
イベント/イベントプロパティ/ユーザープロパティ
イベントまたはプロパティの表示ステータスは非表示になり、非表示のイベントまたはプロパティは分析に使用できず、イベントまたはプロパティを使用するタグ、コホート、レポート、およびダッシュボードはクエリできなくなります。
無効
イベント
データ→データ収集管理→データ受信統計で、イベントを無効にできます。無効にすると、新しい送信されるデータは格納できなくなります。
タイムゾーン
イベントプロパティ
プロジェクト管理 → プロジェクト設定 →タイムゾーンで、イベントプロパティをタイムゾーンオフセットプロパティとして選択できます。このプロパティは、すべてのイベントのイベント時間のタイムゾーンであり、分析中にタイムゾーンオフセットを計算するためのベースでもあることに注意してください。

# イベントとプロパティ管理

データ管理で操作できること:

注意:イベントとプロパティが非表示になると分析に使用できなくなり、これらのアセットを使用して作成されたレポート、コホート、タグなどは再計算できなくなります。

# 使用権限

大項目 内容 ルートアカウント 管理者 アナリスト メンバー
元データ閲覧
全てのイベント、プロパティのステータスを閲覧



×
元データ編集
表示状態、表示名、備考、数値型プロパティの表示単位を編集



×

権限説明:

◎ 付与されている

○ デフォルトで付与されているが、除外可能

△ デフォルトで付与されていないが、付与可能

× 付与されていない