# プロジェクト分析主体
# 分析主体の定義
分析対象はデバイスID、アカウントID、キャラクターID、プラットフォームIDなどの多様なディメンションで固有のユーザーを特定して分析することです。TEユーザーIDは、事前に設定された分析主体で、既存のイベントプロパティまたはユーザープロパティをソースとして分析主体をカスタマイズできます。これは、後でリテンション分析、ファネル分析、分布分析、インターバル分析、またはタグ、コホートで使用できます。
# 分析主体を管理
ページの右上隅にある「プロジェクト管理」を選択し、プロジェクト構成 > 分析主体
- プリセットの分析主体 (TEユーザー ID) はデフォルトで構成されており、削除することはできず、名前を変更することができます
- カスタム分析主体は自分で設定する必要があります。
ルートアカウント | 管理者 | アナリスト | メンバー | |
---|---|---|---|---|
分析主体を構成 | ◎ | ◎ | × | × |
分析主体を利用 | ◎ | ◎ | ◎ | × |
権限説明:
◎ 該当ロールに必ずある
○ 該当ロールにデフォルトであるが、なしでも可能
△ 該当ロールにデフォルトでないが、付与可能
× 該当ロールに必ずない
# 構成プロセス
# プロジェクト管理で分析主体を構成
プロジェクト管理 > プロジェクト設定 > 分析主体、「分析主体を新規追加」 ボタンをクリックし、分析主体の名称とソースを入力します。
# 分析モデルで使用
リテンション分析、ファネル分析、分布分析、インターバル分析の4つの分析モデルは分析主体の切り替えを対応しており、クリックして分析対象を切り替えることができ、プリセットの分析主体がデフォルトで使用されます。
# コホート/タグで使用
コホートまたはタグを作成するときは、構成された分析主体のいずれかを選択する必要があります。コホート/タグは、選択した分析主体と定義を組み合わせて計算されます。カスタム分析主体はコホート/タグの作成に関する詳細は、ユーザーコホートとユーザータグを参照してください。
# 事例
# モデルでのカスタム分析主体の使用
リテンション分析、ファネル分析、分布分析、インターバル分析の計算ロジックでは、相関計算を分析主体のソースプロパティに依存する必要があります。例えば、分布分析モデルでは、ユーザーのログイン日数の分布を確認します。結果キャラクターごと、アカウントごとに異なり、一つのアカウントに複数のキャラクターが存在し、いずれかのキャラクターが当日ログインすればカウントされます。
# ユーザーの組織構造を分析
ユーザーはゲームのギルド、ECの店舗、オンライン教育APPの教師など、組織構造に属している可能性があります。これらのディメンションで分析を実行する場合は、分析時に切り替えることができるカスタム分析主体のソースとしてこれらのプロパティを使用することもできます。例えば、分布分析では、課金金額を分析する場合、分析主体を「ギルド」に切り替え、分析結果はギルド配下の全キャラクターの課金金額の合計の分布状況となります。