自動収集イベントガイド

自動収集を有効化

EnableAutoTrackを呼び出してAUTO_TRACK_EVENTSのパラメータ入力で、特定の自動収集イベントの有効化をコントロール可能です。

// auto-tracking events type
public enum AUTO_TRACK_EVENTS
{
    NONE = 0,
    APP_START = 1 << 0,
    APP_END = 1 << 1,
    APP_CRASH = 1 << 4,
    APP_INSTALL = 1 << 5,
    ALL = APP_START | APP_END | APP_INSTALL | APP_CRASH
}

説明：

• APP_START:ゲームがフロントに入るとta_app_startがトリガーされ、プリセットプロパティ#resume_from_backgroundは再起動するかどうかを示します。
• APP_END:ゲームがバックグラウンドに入ると、ta_app_endがトリガーされ、プリセットプロパティ#durationのフィールドはゲームの継続時間を秒単位で示します。
• APP_CRASH:捕獲されていない異常が発生するとta_app_crashがトリガーされ、現在はAndroidプラットフォームで仮想マシンの未捕獲異常を処理します。iOSプラットフォームはUnixシグナル異常とNSException異常を処理します。
• APP_INSTALL:アプリが最初にインストールされた後に開いたときはta_app_installがトリガーされます。再インストールするかどうかは区別しません。この時間はインストール後に一度のみアップロードし、その後の更新はアップロードしません。

AUTO_TRACK_EVENTS. ALLを取り込むことで、現在サポートされているすべての自動収集イベントを開きます。また、プロジェクトのニーズに応じて一部の自動収集イベントを開くこともできます。

// enable all auto-tracking events
ThinkingAnalyticsAPI.EnableAutoTrack(AUTO_TRACK_EVENTS.ALL);

// enable Open and Close events
ThinkingAnalyticsAPI.EnableAutoTrack(AUTO_TRACK_EVENTS.APP_START | AUTO_TRACK_EVENTS.APP_END);

注:カスタムゲストIDまたはパブリックイベントプロパティを設定するには、自動収集イベントを開く前に完了する必要があります。自動収集イベントは動的パブリックプロパティをサポートしていません。

APP_CRASHはiOSとAndroid上でObjectiveとJavaの異常のみ収集したく、C#の異常を収集しない場合は、v2.3.1以上のバージョンではResourcesカテゴリにta_public_config.xmlを追加することで実現できます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<resources>
    <!-- ThinkingAnalytics disable C# Exception -->
    <bool name="DisableCSharpException">true</bool>
</resources>

自動収集イベントのカスタムプロパティ

v2.2.4以降から、EnableAutoTrackを呼び出して自動収集を開始する同時に、収集するカスタムプロパティを渡すことができます。

// enable aotu-tracking with properties
ThinkingAnalyticsAPI.EnableAutoTrack(AUTO_TRACK_EVENTS.ALL, new Dictionary<string, object>() {
    {"custom_key", "custom_value"}
});

SetAutoTrackPropertiesを呼び出して、特定の自動収集イベントのカスタムプロパティを指定します。

注意:SetAutoTrackPropertiesは自動収集イベントの収集を有効化しません。EnableAutoTrackと併用する必要があります。

// set properties for a auto-tracking event
ThinkingAnalyticsAPI.SetAutoTrackProperties(AUTO_TRACK_EVENTS.APP_START, new Dictionary<string, object>() 
{
    {"start_key", "start_value"}
});

// set properties for auto-tracking events
ThinkingAnalyticsAPI.SetAutoTrackProperties(AUTO_TRACK_EVENTS.APP_INSTALL | AUTO_TRACK_EVENTS.APP_CRASH, new Dictionary<string, object>() 
{
    {"install_crash_key", "install_crash_value"}
});

// enable auto-tracking for all
ThinkingAnalyticsAPI.EnableAutoTrack(AUTO_TRACK_EVENTS.ALL);

自動収集イベントコールバック設定

v2.4.0 以降、自動収集イベント コールバックの設定を対応して、カスタム プロパティをリアルタイムで設定したり、対応するイベントがトリガーされたときにカスタム コードを実行したりします。自動コレクション イベント コールバックを設定するには、新しいクラスを作成して `IAutoTrackEventCallback` インターフェイスを実装し、`public Dictionary<string, object> AutoTrackEventCallback(int type, Dictionary<string, object>properties)` メソッドをオーバーライドする必要があります。このメソッドは、イベント プロパティを設定する必要がある動的コレクションです。次に、次のように、EnableAutoTrack を呼び出して、自動収集イベントのコールバック オブジェクトを渡します。

// 1. implement auto-tracking callback
public class AutoTrackECB : IAutoTrackEventCallback
{
    public Dictionary<string, object> AutoTrackEventCallback(int type, Dictionary<string, object>properties)
    {
        return new Dictionary<string, object>() 
        {
            {"AutoTrackEventProperty", DateTime.Today}
        };
    }
}
// 2. enable auto-tracking, and set callback
ThinkingAnalyticsAPI.EnableAutoTrack(AUTO_TRACK_EVENTS.ALL, new AutoTrackECB());

自動収集イベントシーンを有効

v2.4.1 から、シーンのロードおよびアンロード イベントの自動収集がサポートされます。

シーンのロードとアンロードの委託イベントを登録することで、シーンの自動収集イベントが有効になります。MonoBehaviour スクリプトの OnEnable メソッドで呼び出すことをお勧めします。

    private void OnEnable()
    {
        SceneManager.sceneLoaded += ThinkingAnalyticsAPI.OnSceneLoaded;
        SceneManager.sceneUnloaded += ThinkingAnalyticsAPI.OnSceneUnloaded;
    }